【世知原地区】令和5年度サポーター定例会を開催しました
令和6年3月12日(火)世知原地区コミュニティセンター 講堂において世知原地区の生活支援サポーター定例会を開催しました。サポーターさんの他にサロン参加者の方々、計13名にご参加いただきました。
「みんなが幸せになるには?」「ふくしとは?」について、最初にスライドを使って説明をしました。
高齢になると一般的に「身体の変化に心がついて行かない」「社会的役割を失ったという無用感」「孤独感、恐怖感」を感じるようになるなどを話し、高齢者疑似体験を実際に行ってもらいました。
高齢者疑似体験では社協の職員が説明をされ、2人1組になり一人が高齢者体験キットを着用し、生活に必要な動作『買い物』、『ゴミ出し』、『洗濯』を行い、もう一人がサポーター役を交代で行いました。
関節の可動域や視力聴力が制限されたり、手足の重み、手には手袋を二重につけることでしびれ感や不自由さを実際に体感しての動作に、皆さん「大変だとは思っていたが、こんなに大変だとは思わなかった」など驚かれていました。
学びの機会になりました
最後に振り返りシートに今日の体験で感じたこと、今後注意する事など各々に記入していただきました。
サポートする方々も良かれと思ってついつい何でも支援してしまうことがあります。
今回の高齢者疑似体験では “できる事は自分でやってもらい自己肯定感を高めること” “『できない事』をお手伝いすること” の再確認になったのではないかと思います。参加者からは「こんな体験なかなかできないので参加してよかった」や「なるべく自分でしてもらうことへの見守りのむずかしさを感じた」などの声が聞かれました。
ご参加いただいたみなさんの今後の活動に役立つと嬉しいです。