令和6年度 東大和サロンで、燿光リハビリテーション病院管理栄養士による栄養の 講話と料理教室を開催しました。
燿光リハビリテーション病院では、今年度より管理栄養部門による栄養に関する講話とその講話に関連する料理教室をセットで開催しています。今回で、4回目の取り組みでうわさを聞きつけ希望されるサロンが徐々に増えてきています。
目次
健康寿命を延ばすためには、食事が大切!!
バランスのいい食事が大切なのはわかっているけど、毎日作って食べるとなると難しい。
バランスのいい食事とは、5大栄養素をバランスよく取り込む食事メニューですが、やはり日によって偏る傾向が強くなります。ですので、もっと見方を変え図1にあるように体を作るもとになる食材、エネルギーのもとになる食材、体の調子を整える食材と3つに分類しバランスよくとると良いとの話がありました。
これは、車に例えられやすく、体を作るもと=エンジン、エネルギーのもと=ガソリン、体を整えるもと=エンジンオイルとの話に参加者は大きくうなずいていました。
さあ、待ちに待った調理開始~
やはり、参加者の方は主婦としてベテランの方々ばかり。スムーズに役割分担を行いながら調理開始。手際の良さに感服です。
講師の管理栄養士の方も、初めての経験で若干圧倒され緊張されながらも楽しく調理をされていました。お米は、新米をガス窯で炊き上げているので非常においしく出来ていました。
いよいよ完成~ 本日のメニューは、サバの水煮を使った簡単タンパク質補給、ヒジキ蓮根、人参のサラダ、そして新米~。
短時間で、独居の方や高齢者世帯でも簡単に作れて丁度いい量が作れる内容で、サバの水煮を活用することに参加者も帰ったら、また作ろうと皆さん話されていました。また、ニンニクや鷹の爪などもお好みでアレンジできることに新たな発見が出来たと喜ばれていました。
サバの水煮を活用したレシピは、インターネットでも多く紹介されていていますよと民生委員の方からの紹介もあり、今後の料理の幅が広がりそうですね。
皆で実食。お腹いっぱいです。
R6年度は、医療報酬・介護報酬・障がい分野のトリプル改定となり、その中でも運動と栄養と口腔が非常に重要なキーワードとなっています。今年度は、地域サロンでも口腔や栄養の分野での講話や実践を交えた取り組みを行っていこうと考えています。
日宇地区では、専門職としての関係機関との連携を強みにし、他に真似のできない新たな取り組みを考え提供していきたいと考えたいます。