吉井地区での生活支援の広がり
昨年(令和3年)度は、吉井地区で新たな生活支援が始まった年でした。
特にセブンイレブン移動販売のスタート、有償生活支援ボランティア団体「おもやいネットよしい」の活動開始が大きな出来事でした。
この2つの支援について、令和4年度4月までの状況を報告します。
移動販売開始7か月、3地区3様
開始から7か月が経ち、実施3地区のそれぞれの状況が見えてきました。
まずは御橋地区。なかなかお客が増えないのが現状です。
常連客は出来ているようなので声掛けの工夫が必要です。
移動販売は買物支援であると同時に商売でもあります。よって一定の集客があって初めて成立するものです。
次に橋口地区。ここは、コンスタントに5,6人のお客があるようです。また、販売車が来る前から集まって会話も弾んでおり、地域の語り場にもなっています。
最後に上吉元地区。ここは団地ということもあり、お客の中心は子どもたちです。お小遣いを持って集まってきます。
親御さんも一緒に来て買い物をする姿も見られます。
3地区3様ですが、これからもずっと続いていってほしいものです。
「おもやいネットよしい」の生活支援の充実
吉井地区全世帯に紹介のチラシを配布した効果が見られるようになってきました。
2月からチラシを見ての依頼が一気に増えました。溝掃除、庭木の剪定・草とり、シャワーや雨どいの修理、買い物代行、部屋の掃除などです。
庭の剪定と草とりの後には、「別の家に帰って来たごたる。縁側でずっと庭を見とったとよ。早よ頼めばよかった。本当にありがとうございます。」と、利用者から過分な感謝の言葉をいただきました。
これは、サポーターさんの大きなモチベーションとなっています。