平成29年度 佐世保市第1層協議体を開催しました。
平成29年11月6日(月)の13時30分から15時30分の2時間、佐世保市保健福祉センター8階会議室1で平成29年度佐世保市第1層協議体を開催しました。
参加者は、佐世保市福祉推進協議会、佐世保市民生委員児童委員協議会、佐世保市社会福祉協議会、佐世保市地域包括支援センター、佐世保市役所(健康づくり課、長寿社会課)の代表者及び、佐世保市生活支援コーディネーター(第1層、第2層)で、昨年度のモデル事業報告及び、事業概要説明、平成29年度の取り組み説明を行った後、ワークショップを行いました。
平成28年度モデル事業報告
平成28年度は佐世保市社会福祉協議会が第2層生活支援コーディネーターとして、中里・皆瀬地区を担当させて頂き、福祉推進協議会及び関係機関からメンバー選定を行い、第2層協議会を開催し、その中で中里下及び皆瀬2組をモデル地区として地域づくりを推進しました。
結果、中里下ではボランティア養成講座を開催し、平成29年11月からゴミ出し支援や買い物、草取りなど訪問型の支えあい活動が開始する運びとなりました。
また、皆瀬2組では、保育園のスペースをお借りし、地域住民が集い交流できるサロンが発足する運びとなりました。
生活支援体制整備事業概要・平成29年度取り組み説明
平成29年4月からは総合事業が実施され、これまで介護保険の予防給付が総合事業に移行する事となりました。
当面はこれまで同様、要支援認定者はヘルパーやデイサービスの利用が継続できますが、今後は市町村によりサービスの内容が変わっていく事となります。
そのような流れの中、佐世保市では地域住民等が主体になり、支えあい活動を始めるために、通所型や訪問型の支えあいサービスについて補助金制度を創設し、地域住民が主体となり活動を開始し始めるようになっています。
生活支援コーディネーターは、それらの取り組みを推進し、介護保険制度だけに頼らない受け皿づくりを行うことを目的に活動を行うべく、社会資源を一元化するための地区診断方法や働きかけ方をチャート形式に「見える化」し、取り組みを開始していることの説明を行いました。
今後は、縦割りでなく、横断的に地域の方々が地域づくりの制度を理解できるよう、補助金や保険を一覧表にまとめ、普及啓発活動を行っている事の報告を行いました。
ワークショップの実施
生活支援体制制事業を開始した後に最も多く聞かれたご意見が
「生活支援体制整備事業って名前すら聞いたことがない」
「生活支援コーディネーターや協議体ってどのような事をしているのかわからない」
という返答が多く、地域住民はおろか、関係機関ですらその役割について周知が出来ていないという問題点がありました。
なので今回は、それらの問題点を解決すべく「」をテーマに、ワークショップを実施させて頂きました。
【ワークショップの開催風景】
まず初めに、参加者が個人の意見を5分間、付箋に書き、その後それぞれの付箋を模造紙に張り出す形でワークショップを進めました。
それぞれの個人の意見が出そろった後に、同じような意見をまとめ、テーマを記入してもらいます。
最後に、どのような取り組みから始めるべきか「全体の流れ」をグループ内でまとめ、発表して頂きました。
今回は2つのグループに分けて協議を行って頂き、とても多くの意見を頂くことが出来ました。
今回出た意見を元に、計画表を作成し、実現に向けて取り組みを行う予定としております。
結果は、第2回目の協議体及び、インターネットでもお伝えしたいと思います。