世知原体操ばつくろう!プロジェクト
世知原地区は高齢化率47%と高い高齢化率にあります。住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、健康であることが重要であることから、令和4年度の地域支え合い推進会議の中で、世知原体操をつくることになりました。
賛同された世知原クリニック理学療法士の田島先生、地区内体操指導者の福田先生、高井先生、世知原地区福祉推進協議会が中心となり世知原独自の体操をつくるプロジェクトが令和5年5月に始動しました。
世知原町のイメージソング『我が心の故郷』
世知原地区では、地域の皆さんに愛されている、シンガーソングライター永井龍雲さん作詞作曲の『我が心の故郷』という曲があります。合併前は夏休みの夕方、帰宅時間を知らせる曲として放送されたり、ふれあい食事会の時もこの曲を3番まで歌ってから食べ始めるほど地域の皆さんに親しまれています。福田先生、高井先生がこの歌の情景にあった動きを体操として作り上げてくださいました。
体操のバックは、世知原中学校が起業体験学習でカレンダーを作成された時に使用された美しい世知原の風景写真を使用させていただきました。
世知原体操お披露目会
当初12月末にお披露目会を予定していましたが、雪の影響で1カ月延期となり、1月30日(火)に開催することができました。毛利自治会長をはじめサロンや百歳体操の関係者、世知原地区内の高齢福祉施設の職員さんなど30名以上の方にご参加頂きました。福田先生・高井先生と一緒に体操を実践してみて、そのあと田島先生による体操のポイント説明が行われました。まずは座る姿勢の大切さ、そしてゆっくりとした動きの中にも、どこを意識して動かすのか、など詳しい説明に参加者も真剣に聞かれていました。
皆さんに配布したDVDには、歌詞入りの体操の映像と田島先生によるポイント説明が収められており、「毎週体操しているよ」「説明があってわかりやすい」「なかなか聞く機会がなくなった『我が心の故郷』を聞きながら体操できるのが嬉しい」など、嬉しい声が聞かれています。この体操は『地域の方が地域の方を想う気持ちでできた体操』だと思います。この作成に関われたことを嬉しく思い、世知原の方々に末永く愛される体操になってほしいと願います。