おのの小町会で「食のつどい」を開催しました。
R5年8月17日(木)小野町公民館で、おのの小町会の「『食のつどい』もろぶた寿司を作ろう!」を、長崎短期大学食物栄養コースの学生さんと交流会を兼ねて行いました。
高齢者の方々が楽しみにされていたもろぶた寿司とフルーツポンチを作りました。
学生さんの郷土料理初挑戦!スタート!
おのの小町会高齢者5名、スタッフ5名、長崎短期大学から栄養士の先生と学生さん2名参加で、SCもお手伝いしました。みなさん、この日を楽しみにしておられました。
「郷土料理の作り手がいない、でも食べたい!」「郷土料理を作りたい、でも作り方はわからないし、道具が無い!」「じゃあマッチングでこの企画をやってみよう!」ということで開催することができました。
それぞれができる作業を行い、みんなで一緒にもろぶた寿司を作ることにしました。薄焼き卵は学生さんがとても上手に作られていて、高齢者の方も褒めておられました。
学生さんは自信につながったと思います。
美味しい!もろぶた寿司の完成です。(1升3合分の米使用)
郷土料理のもろぶた寿司は、小野町でお祝い事や行事、誕生日のお祝いなどに作られているそうです。
おばあちゃんからお嫁さんへ、また子どもたちへ教え受け継がれてきたもろぶた寿司は、「食べるとみんなが笑顔になるんだよね。」とスタッフの方が言われていました。
もろぶたに酢をふって、ご飯、具、ご飯の次は板で押さえまた、ご飯、具、ご飯を繰り返し、最後に錦糸卵と桜でんぶと山椒の葉をたたいて飾り、完成しました。お寿司をカットする木のへらは、もろぶたの長さに合わせて作られたものでした。フルーツポンチの白玉も、手があいた人で丸めて湯がきました。
布切れを使ってハートの飾り物製作も行いました。
今回、初めての「食のつどい」開催となりましたが、みんなで協力して楽しい時間を過ごすことができたと思います。
住み慣れた地域で、自分たちができることは参加して、難しいことは支え合いながら過ごしていけたらいいのではないかと思います。
学生さんたちにとっても、支え合い活動の学びの場になったように思います。
今後も、長崎短期大学食物栄養コースの学生さんと連携して、地域活動につなげていきたいと思います。