令和元年度第3回地域福祉・生活支援ネットワーク会議(第一層協議体)を開催しました
令和2年1月22日(水)に中央保健福祉センター(すこやかプラザ)6階研修室2にて、令和元年度第3回地域福祉・生活支援ネットワーク会議(第一層協議体)を開催しました。
西・九十九地区担当中尾生活支援コーディネーターからの報告
・西地区では、電気工事業協同組合青年部が実施している、電気設備無料点検事業をの取り組みへの協力を行い、22世帯から申し込み頂き支援を実施。
1世帯につき約30分で配電盤の確認や電気交換を実施し、中には漏電の原因が古い洗濯機にあることがわかったなどの事例があった。
・ゴミ捨てについて、これまで収集日の前日に介護保険のヘルパー
・ご主人が無くなった後、エアコンのフィルター掃除や電球交換を行えなくなった高齢者宅の支援を行い、これまではエアコンの使用ができず、電球がつかない中生活を行い困っていたが、困りごとが解消できたと喜んで頂いた。
・九十九地区では生活支援サポーター養成講座に12名の方が受講頂き、受講中に移動販売を利用する高齢者が重たい買物袋を持ち帰ることが困難な様子をみて、重たい荷物を届ける有償支援を行うことの発表を頂いた。
無償だと利用者側が御礼など気兼ねされるために、有償チケットの導入を検討したいとの事で、活動支援を現在行っています。
高齢者支え合い支援連携表(案)の協議(成冨生活支援コーディネーター)
現在、生活支援コーディネーターは地域で生活の困りごと調査を町内単位で実施しています。以前は、調理、掃除、買物などヘルパーが提供している生活支援についての調査項目が主でしたが、現在はヘルパーサービスの受け皿があり、かつ、生活支援サポーターのボランティア活動の第一歩として、「介護保険のヘルパーを利用する以前の、ちょっとした困りごとに焦点を当てた内容」を元に調査を進めています。
目的は、生活の困りごと調査を実施することで、介護保険を利用するまでには至らないものの、ちょっとした生活上の困りごとを抱える高齢者の困りごとの解決を行い、関係性を築く事で、心身の機能低下の早期発見及び早期介入を図り、要介護状態となることを予防することを目的に実施しています。
令和2年度から、各地区で生活の困りごと調査実施を町内会単位で実施をしようと考えています。
各地区の意向により①地区全体で関係団体が連携して調査を実施②地区内で手を挙げて頂いた町内から実施のいずれかで調査を実施する予定ですが、配慮すべきことなどございましたら、ご意見を頂きたいと思います。
<参加者の声>
・自地区では、災害対策のために、行政、民生委員、消防団などの関係者が連携し、動ける人と動けない人の名簿を作成し、お互いいざという時に助け合う仕組みづくりを行っています。
この取り組みは、行政センターが動いてくれたことが大きかったと思います。また、ニーズ調査を実施した後の結果を今後は知りたいと思います。・サロン活動が始まった後に、20世帯のニーズ調査及びマップ作りを行われ、とても熱心に活動されています。ですが、一部の方からは、取り組みが早急すぎるというという声も聴かれています。
ダブルケアの現状把握と関係機関の連携
親子ひろばよんぶらこの田渕氏より、ダブルケアの体験談の話と、今後あったらいいと思う支援について提案がありました。
<今後あったらいいと思う支援>
①当事者が集える場所やサイト
②母子手帳の交付や子どもの定期検診の問診票にダブルケアの質問項目
③ファミリーサポートセンターが急を要したときに利用できる仕組み、金銭的補助
④ケアマネジャーが子育て支援に関する情報を、子育て支援に関わる支援者が会議に関する情報を少しでも持っている。
⑤入院中に、退院後の生活プランニング(介護や子どもの預かり等)ができる。
上記の提案や問題解決のヒントなど、たくさんのご意見を出していただきました。
ダブルケアについて、参加者それぞれの立場での意見、認識を共有することができました。
具体的な体験談によって、専門機関も知らなかった気づきが得られたので、今後の取り組みに生かしていきたいと思います。
広報紙
今回の会議の広報紙を作成しました。最下部にはPDFファイルのダウンロードができますので、ぜひご確認ください!
ダウンロード→ 令和元年度第二回地域福祉・生活支援ネットワーク(第一層協議体)広報紙
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