佐世保市立看護専門学校で認知症サポーター養成講座&佐世保市の支え合い活動の講座を開催しました。

 令和2年2月12日(水)に佐世保市立看護専門学校の1年生約70名に、認知症サポーター養成講座&佐世保市の支え合い活動の講座を開催しました。

認知症サポーター養成講座

 認知症サポーター養成講座では、成冨生活支援コーディネーターの実体験を取り入れて、認知症の種類や対応の仕方をお伝えしました。

一般的に知られている認知症は、物忘れ症状ですが、物忘れ以外の幻覚や幻視が見える「レビー小体型認知症」、反社会的行動を取るようになる「前頭側頭型認知症」、脳血管疾患の再発で重度化する「脳血管性認知症」という認知症について詳しくお伝えさせていただきました。

生徒の皆さんはとても熱心に受講頂き、テキストにメモを書き込まれていました。

以前お話しした時(過去記事:平成30年3月2日(金)に佐世保市立看護専門学校で認知症サポーター養成講座を開催しました。)の生徒の方々で、認知症の方と実習で接する場合は、このテキストをお守りのように持って活用いただいているという話を先生からお伺いしていたので、ぜひ、実習や就職した後の現場で活用いただきたいと思います。

講座の後は、ワークショップを行いました。

テーマは、「あなたが認知症サポーターとして、できる活動は?」

・認知症の方に偏見を持たない。
・優しく接する
・まず、家族に今回の講義の内容を伝える
など、素晴らしい意見を頂きました。

最後は、佐世保市の支え合い活動のお話

最後に、佐世保市の支え合い活動(生活支援体制整備事業)の説明と実際の取り組みをお話ししました。

高齢者の方々は、自分の健康は自分で維持しようと、週1回の介護予防活動「百歳体操」の取り組みを行われており、その活動の広がり方は、全国でも早いスピードで進んでいること。

ちょっとした困り事は、地域で支え合う「生活支援」を行いたい!というボランティアの生活支援サポーターが3年目で約350名受講され、少しずつ取り組みが始まっている事をお伝えしました。

実際に、地域の生活支援サポーターと共に支え合い活動を推進している中尾生活支援コーディネーターから、現場の話を行っていただきました。

生徒の皆さんもとても興味を持って、話を最後までお聞きいただきました。

今後は、地域の取り組みに生徒の方も参加や体験ができるきっかけになればと思っています。

皆さん、ご清聴ありがとうございました!!

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