令和元年度第一回地域福祉・生活支援ネットワーク(第一層協議体)を開催しました

 令和元年7月8日、金曜日に佐世保市社会福祉協議会3階ホールにて、令和元年度第一回地域福祉・生活支援ネットワーク(第一層協議体)を開催しました。

地域福祉・生活支援ネットワークについて

 佐世保市社会福祉協議会の迎課長補佐から、第3期佐世保市地域福祉計画・地域福祉活動計画の概要の説明を行いました。

今後、地域福祉を推進するために求められることは、①相談支援体制・連携の充実②課題を解決できる地域力の強化③ニーズに応じた福祉サービスの充実であると考え、めざすまちの姿として、一人ひとりが役割を持ち、地域で支えあいながら暮らすことができることです。

その為に、「地域共生社会」の実現が必要となります。

 地域共生社会の実現を達成するための基本目標として①連携・体制の充実②地域力の強化③福祉サービスの充実を挙げており、地域の課題把握・解決のための仕組みとして、地域福祉・生活支援ネットワークを実施します。

生活支援体制整備事業説明及び活動経過報告

 佐世保市第一層生活支援コーディネーターの成冨コーディネーターから、生活支援体制整備事業説明および活動経過報告を行わせていただきました。

地域福祉・生活支援ネットワークの前身の佐世保市第一層協議体では、参加者が地域づくりの必要性を理解し、介護予防活動の実施及び生活支援サービスを協働で実施することを目標に開催していました。

生活支援体制を整備するために、佐世保市内27圏域にそれぞれ第二層生活支援コーディネーターが配置され地域住民の声を聞きながら地域づくりの推進を行っています。

第二層生活支援コーディネーターは、町内会レベルで生活支援のニーズ調査や立ち上げ支援を行った結果、実際に活動が始まった「成功事例」を地区全体で広め、市内全域で活動を広める必要がある先進的な取り組みについては佐世保市全域レベルでの地域福祉・生活支援ネットワークで共有を図り全市に活動の推進を図る予定です。

 また、第二層で解決できない地域課題は、地域福祉・生活支援ネットワークで解決策を検討し、その中でも解決できない場合は、地域包括庁内推進会議で解決を図る予定としています。

地域課題の報告とその解決について

 地域課題について、過去2年間の第一層協議体及び、第二層生活支援コーディネーターからの報告を受け、地域から挙がってくる課題は概ね以下の内容となります。

 上記の課題の右側には解決策の例を記載しています。なお、赤字の部分については、行政レベルでの協力や横の連携が必要となることが想定される内容で、今後の地域福祉・生活支援ネットワーク会議では、今回参加者から出していただく地域課題を併せてテーマを決めて解決に向けて話し合いを行いたいと思っています。

ワークショップ「所属団体で把握されている地域課題・より多くの方に理解していただく方法」

 参加者で地域課題を話し合う中で出てきた意見の一部として

・介護予防に関しては、サービスが使えないなど、かなり厳しくなっている。ヘルパー不足もあり、予防給付は支援できず、介護者のみ対応という所も出てきている。

・生活支援サポーター、けんこう運動支援隊というボランティアのメンバーを増やす必要がある。

・各専門職と意見交換、交流し皆で良い方向を目指したい。

・一般の人にもわかる言葉でPRを。なぜこの取り組みが必要かという事を知らせる。

・地域福祉・生活支援ネットワーク会議で話し合った意見をより、具体的に話を行う場が必要

など、今後の地域づくりのヒントを多くいただくことができました。

令和元年度第一回地域福祉・生活支援ネットワーク(第一層協議体)の開催状況

動画

広報紙

 

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最後に

今回頂いたご意見を元に、佐世保市の地域福祉・生活支援の推進を図りたいと思います。

大変お忙しい中、ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。

 

生活支援コーディネーターへのお問い合わせは → こちら

 

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