【北地区】令和6年度北地区コミセンふれあい講座に参加しました
北地区コミュニティセンターで令和6年7月30日、防災士2名の方を講師に、ふれあい講座「ゲームdeぼうさい」があり、参加してきました。
当日は、小学生から高齢者まで幅広い年齢層の参加があり、防災の知識や非常食作り、防災クロスロードゲームなど防災について学びました。
実際に物に触れながら学びました。
まず始めに、参加者の皆さんに写真①の防災グッズが配付されました。中身は、ウォーターボトル、カラビナキーホルダー、アルミブランケット、ホイッスル、LEDハンディライトが入っていました。非常持ち出し袋として車に置いたり、他にも自分が必要なもの(薬や携帯用の除菌シートなど)を入れておくと、災害が発生した際に安心とのことでした。
次に、災害の説明があり、災害はいつ自分たちの身にふりかかるか分からず、常に備えることの大切さについて学びました。
その後、調理室へ移動し、非常食づくりを行いました。米と水を入れた袋と卵と缶詰を入れた袋を用意し、それぞれ沸騰した鍋に入れて20分ぐらい炊きました。参加者の方は「簡単にできる」や「できあがりが楽しみ」と言われていました。
グループワークで活発な意見交換が行われました。
最後に、防災クロスロードゲームがありました。「YES」と「NO」が書かれたカードを持って、「ペットは避難所に一緒に連れていけるの?」「避難所へ一緒に連れていけないペットはどうすれば助けられるの?」「お年寄りの方が一人でしょんぼりうつむいていたら声を掛ける?」など様々な問題に対して自分ならどうするかを考えました。
グループワークでは、活発な意見交換が行われ、「ペットも家族だと思うから一緒にいさせてあげたい」や「配付されているごはんをお年寄りの分までもらってその人に渡す」などたくさんの温かい意見が出ていました。
防災士の方から、「小学生のみんなが頑張る姿は元気をなくした人に勇気を与えてくれます」「災害は命を奪うこともあります。怖がるだけではなく、いつも準備をしていれば命を守ることができます」「自分の命も周りの人の命も大切にすること。防災は命を大切にすること」などを教わりました。
様々な問題を自分の問題として考え、災害発生時の対応力を身に着けることができ、防災を身近に感じることができました。
参加者の方に「もし支え合い・助け合いの勉強があったら参加したいですか?」と質問すると「参加したい!」との声をいただくことができたので、実現できるように計画していきたいと思います。
防災では支え合いも関わりますので、生活支援コーディネーターとしてもできることを行い、支え合い・助け合いを広めていきたいです。