木浦原やよい会で助け合いゲームを行いました
令和7年10月3日(金)木浦原やよい会にて地域の支え合い講話として、「助け合いゲーム」を行いました。このゲームは身近な地域での“ちょっとした助け合い”をカードを使って楽しく考えるものです。農繁期ということもあり参加者4名でしたが、机に向かい合いゲームを開始しました。
困りことのカードを選びます
まず、たくさんのカードの中から、自分が困っていることが記入してあるカードを選びます。皆さんは、まだ困りごとがさほどないとのことだったので数年後に困りそうなことが記入してあるカードを選んでいただきました。
カードを選んだら、支援できる人を探します。あくまでもゲーム上として支援できることに手を挙げてもらいました。『話し相手』のカードには「サロンに来た時にたくさん話したらいいから私がしようかな」や、『免許証返納したら』のカードには「髪を切るには、車で来てくれるところがあるよ」「買い物は近所に声かけてくれる人がいるよ」「送迎してくれるお店があるよ」「草刈はシルバー人材に頼めるね」など自分たちで考えながらゲームが進みました。
助けてくれる人がいなかったカードは?
残ったカードは『電球の交換』『家具などの重い物の移動』『電化製品のアドバイス』『介護などの悩み相談』。
世知原地区では有償ボランティア団体「ささえ愛たい世知原」が活動しており、「ささえ愛たい世知原」がこれまでに行ったごみ捨てや掃除、家電の不具合などの支援についてのお話もできていました。
電化製品の“ちょっとした不具合”などの相談は、一旦状況確認のため伺い、対応ができない場合は地区内の電気店へ取り次ぐため、どこに相談すればわからないときは「ささえ愛たい世知原」にお声掛けくださいとお伝えしました。
また、家族の退院後の在宅介護への不安を抱えている方には、デイサービスやショートステイなど利用して、介護する側の負担が軽減するようなサービスもあるのでまずは地域包括支援センターに相談するようお伝えしました。
ゲームを通して、身近な人たちとの支え合い、地域資源で対応できること、介護保険サービスの利用となるものなどいろいろなことがわかり、参加者からは「とてもためになった」との声をいただき、地域の支え合いを考えるとてもよい時間となりました。
これからも、こうした取り組みを通して地域のつながりを深めていきたいと思います。