グループおれんじ定例会で講演を行いました
平成30年6月8日(金)に戸尾交流プラザにて、佐世保認知症支援ボランティアの会「グループおれんじ」の定例会で講演を行わせて頂きました。
佐世保認知症支援ボランティアの会「グループおれんじ」とは、認知症サポーター養成講座受講者が「認知症の人を含む高齢者やその家族が住みやすい町づくりの推進」目的として結成された団体で、皆さんご自身の地域のみならず、色々な地域で町づくりを推進されています。
今回は、生活支援体制整備事業など、これからの地域づくりの必要性や解決策などお話をさせて頂きました。
2025年を見すえた地域づくりということで、皆様、興味津々な様子です。
最近の成冨の代名詞になってきている、少子化を進めた決定的な「団地政策」。
現在は高齢者に介護予防、自立支援を強く推し進めているのですが、少子化についても、社会で育てる仕組みづくりが必要となります。
現在の百歳体操を日曜日に保育園などから場所提供を受けて実施し、もし、来たいと思う子どもさんや親が来られるのなら、受け入れ可能にすると、子どもの居場所にもなり、両親も自分たちだけでなく、社会で育てられるという安心感から少子化の解決に一歩近づく可能性があるとお話をさせて頂きました。
皆様の反応を見ると、「うんうん」とうなづかれていました。
ですが、この「きっかけ」を作るのが最も難しい部分であることは感じております。そのきっかけがつかめたらお伝えしたいとお話しました。
途中では、市販されている「失くしものを失くす発見器」の紹介を行いました。
高額な徘徊探知機に近い機能を持った機器が現在は色々と売られています。
このようなIT技術の活用を現在の社会問題にうまく組み合わせていければ、少しずつ明るい未来が見えてくるのではないでしょうか?とお話をしました。
今後も、色々と活用できるものがありましたらご紹介を行う旨を伝え、お話を終了させて頂きました。
グループおれんじの皆様は、その後、情報交換会を行われており、私も参加させて頂いたのですが、本当に町づくりを前向きに行われているという事を実感いたしました。
今後も、生活支援コーディネーターで協力できる事がありましたら、ぜひ、お気軽にお声掛けいただけますと幸いです。
大変貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。
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