令和4年度第1回西地区地域支え合い推進会議を開催しました。
令和4年7月25日(月)10:30~11:30西地区コミュニティセンター(ホール)にて、令和4年度第1回西地区地域支え合い推進会議(協議体)を開催しました。
令和3年度は第2回目がコロナの感染拡大により書面会議に変更した為、約9ヶ月ぶりに顔を合わせての会議を開催する事ができました。
参加メンバーは、自治協議会総務部会、地域福祉部会、金比良地区民生委員・児童委員協議会、金比良地区老人クラブ連合会、清水地域包括支援センター、佐世保市長寿社会課、第2層生活支援コーディネーター 計36名の方に出席していただきました。
目次
支え合い推進会議の前に、「ちょこっと講座」を開催しました。
清水地域包括支援センターの川原 玲子センター長様を講師にお招きし、「地域包括支援センターの役割と介護保険の移り変わりについて」をテーマにお話をしていただきました。
これからも自分らしく生きがいを持ちながら、住み慣れた地域で暮らし続ける為には、「介護予防」と「地域の支え合い」が必要である事を、再確認できたと思います。
次に、これまでの振り返りとこれからの活動についてお話をしました。
西地区の地域課題は、お店が少ない、坂や階段が多い為「買い物」に困っている。が課題整理アンケートで第1位になりました。
解決策としては、まず地域にあるお店、配達してくれるお店、移動販売車情報を「地域の宝物」として広報誌で紹介、買い物情報の見える化を行いました。また、企業との連携として、ララ日野「お買い物送迎車」を西地区に運行していただき、現在週4便、約20名の方が利用されています。
次に地域課題「軽度の家事支援」の解決に向けて、昨年度の協議体で出た意見、アンケート結果を報告しました。生活支援のボランティア団体を立ち上げるという意見が多く、
また、最近包括やご家族などからちょっとした困り事の相談が増えている為、西地区全体で相談できる窓口「おためしの生活支援ボランティア活動」を提案させていただきました。
協議体の最後に、支え合いアンケートで参加者からのご意見をいただきました。
問1:西地区全体を支え合う住民同士の有償生活支援ボランティア団体は必要だと思いますか?
問2:問1で「思う」と答えた方へ
どのような日常生活の困りごと支援が必要だと思いますか?
問3:西地区で住民同士のおためし生活支援ボランティア団体が出来たら協力できますか?
アンケートの結果、地区全体を支える生活支援ボランティア団体の立ち上げについて、全体の87.1%が必要であると回答あり。また、おためし生活支援ボランティア団体ができたら、全体の80.6%の方が、協力できるまたは空いた時間や支援内容によって協力できると回答あり、地区全体を支える生活支援ボランティア団体が必要であるという結果になりました。
また、担い手を増やす為には地域にこれからなぜ支え合い活動が必要なのかを周知する事。そして若い方も一緒に活動ができるしくみを考える事が重要である等、さまざまなご意見をいただきました。
皆様からの貴重なご意見をもとに、コロナ禍でもできる活動から少しずつ始めていき、西地区にお住まいの方が笑顔で安心して暮らし続ける事ができる地域づくりを目指し、生活支援コーディネーターとして支援していきたいと思います。