民生委員児童委員連絡協議会勉強会で講演を行いました
平成30年2月16日(土)アルカスSASEBO大ホールにて、佐世保市民生委員児童委員連絡協議会主催の勉強会で講演を行わせていただきました。
全く同じお話はしたくない
実は今回の勉強会の約半月前に佐世保市主催の「平成29年度佐世保市民フォーラム~支え合いの地域づくり~」で、これからの支え合いの地域づくりについてお話をしていました。
しかも、参加して頂いた方の約半数が民生委員の方というアンケートを受けていました。
平成29年度佐世保市民フォーラム~支え合いの地域づくり~の記事は → こちらをクリック
さらに、約一か月前には、平成29年度福祉推進協議会ブロック別研修会で同じようなテーマで講演を行いました。
詳細は→ こちらをクリック
市民フォーラムは約450名、福祉推進協議会のブロック別研修会は東部ブロックだけでしたが、約300人は来ていただき、
「いやいや、来ていない人もいるし、何回も話を行わないと伝わらないから同じでいいんじゃない?」
というお声もありましたが、やっぱり「全く同じ話をしても、民生委員の皆さんに申し訳ないな~」
と思い、内容を半分以上民生委員の方に特化した内容に変更しました!
追加した内容の一部を紹介
「介護保険は使い始めたら、一生使いづづけるもの」ということは、介護保険法の目的としているものとは違うということを、自立支援型ケアマネジメントとしてお話をしました。
今は、自立支援をしたくとも、地域の社会資源の受け入れ態勢が整っていないという部分があるので、生活支援コーディネーターとして、地域の受け皿を作り、ケアマネジャーがマネジメントしやすいよう、体制作りを行いたいと思います。
こちらは、パレードの法則について話をした部分で、地域づくりをしよう!と前向きな意見を出した場合には、必ず20%は否定派がでるのは人間の集団心理としては当然のことなので、20%の否定意見にだけ目を向けて挫折せずに、「そのような考え方を持つ人もいるのだ」と割り切ることが必要であること。
そしてまずは、中立である60%に理解をして頂くことに注力したほうが良いということをお話ししました。
民生委員の皆様は興味深く聞いて下さり、お話をさせて頂いた後も地域づくりの情報交換を行う事が出来て、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
佐世保市民生委員児童委員協議会の皆様、今回はお呼びいただき大変ありがとうございました!
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