けんこう運動支援隊と、佐世保市立看護専門学校との連携講義
令和5年2月7日(月)に、佐世保市立看護専門学校にて、佐世保市けんこう運動支援隊の皆様と一緒に、生活支援コーディネーターの成冨が講義を行わせて頂きました。
佐世保市けんこう運動支援隊の活動紹介
佐世保市けんこう運動支援隊は、いきいき百歳体操の啓発を行い、高齢者が増加傾向にある佐世保市の中で、自分の足で歩き、自分の手で食べる事が出来る生活を、いかに長く続けられるか。
すなわち、「健康寿命を延ばす」お手伝いををさせて頂くと事が目的として活動されています。
元佐世保市立看護専門学校の卒業生のお話に、学生はとても関心を持ってお話を聞かれていました。
けんこう運動支援隊としての活動を通じてのやりがいや、思いを熱心に伝えて頂きました。
笑いあり、学びありのお話に、学生の皆さんも楽しく聞かれていました。
ワークショップ
佐世保市立看護専門学校の学生は、来年度、地域の高齢者の通いの場に参加する予定です。
その際に、地域の皆さんに楽しんでいただけるプログラム作りを考えるワークショップを実施しました。
学生は、自分たちが通いの場で出来る事を一生懸命に考え、
けんこう運動支援隊の皆さんは、地域の高齢者が望んでいる事の助言を行いました。
地域の通いの場の支援を行われている、けんこう運動支援隊からのアドバイスに「とても学びがありました!」との声も聞かれました。
生活支援コーディネーターもワークショップのアドバイザーとして、助言を行わせて頂きました。
地域でできる、レクリエーションなども実演して頂き、実践的な学びがあったようでした。
最後はみんなで、はいチーズ!
今回、佐世保市立看護専門学校の皆様と、けんこう運動支援隊の皆様を繋ぐことが出来ました。
笑顔あふれる楽しい時間は、あっという間に過ぎて行きました。
学生の皆さんには、今年度、生活支援サポーター養成講座、認知症サポーター養成講座を行わせて頂きました。
その中で、知識としては充分理解していたとは思いますが、実際にふれ合い、気軽に話を行う機会というものがこれまでなかったので、このような機会を持つ事が出来たことは、本当に良かったと思いました。
今後、看護師として社会で活躍される際に、実際に地域で暮らしている高齢者や、通いの場と、繋がった事がある場合と、ない場合では、地域在宅支援を行う際に、大きな差が出る事と思います。
「病院や施設で身体機能は回復できて退院できたけど、病気をする前のような生活は送れずに、引きこもってしまった・・・」
そのような方もいらっしゃいます。
ですが、地域の高齢者や通いの場を知っていると、そのような方々と繋ぐための、「知識だけではない、血の通った支援」を考える事が出来るようになります。
ぜひ、今回の講座で、病院や施設と地域を繋ぐことができる看護師になれる、きっかけになれればと思っています。