未来の教職員へ伝える、認知症への理解と支え方 ―長崎県立大学で認知症サポーター養成講座を実施―

令和8年6月29日(月)、長崎県立大学にて、学校教職員を目指す学生の皆さんを対象に「認知症サポーター養成講座」を実施しました。

講座では、認知症にはどのような種類や特徴があるのか、認知症が疑われるときにどこへ相談すればよいのか、本人やご家族にどのような声かけや対応をするとよいのかについて、具体的な事例を交えながらお話ししました。

認知症のある方への対応では、できないことだけに目を向けるのではなく、ご本人の気持ちや不安を想像し、急かしたり否定したりせず、安心できる言葉でゆっくり関わることが大切です。

また、認知症サポーターは特別な支援を行う人ではなく、認知症について正しく理解し、ご本人やご家族をあたたかく見守り、自分にできる範囲で行動する存在であることもお伝えしました。

学校教職員は、子どもだけでなく、保護者や祖父母、地域の方々と関わる機会も多い仕事です。

学校生活の中で、子どもから「家族の様子がいつもと違う」と相談を受けたり、認知症のあるご家族を支える家庭と関わったりする場面も考えられます。

将来、教育の現場に立ったときに、小さな変化や困りごとに気づき、地域包括支援センターなどの相談窓口につなぐ視点を持っていただければと思います。

学生の皆さんが真剣に耳を傾け、自分たちに何ができるのかを考えてくださったことがとても印象的でした。

今回の学びが、学校と地域をつなぎ、認知症になっても誰もが安心して暮らせる地域づくりの一歩につながることを願っています。

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